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『「戦争する国」にさせないために』表紙・クリックすると大きな画像が見られますパンフレット
『「戦争する国」にさせないために
〜自衛隊立川基地の監視活動から〜
今年6月に立川自衛隊監視テント村代表の大洞俊之さんを
京都にお招きして開催した、アジェンダ・プロジェクト主催学習講演会の
講演録パンフレットができました。

南スーダンPKOに派遣されている自衛隊が、
「殺し殺されかねない」状況にあるにもかかわらず、
撤退どころか新たに戦争法関連の任務が加わろうとしています。
「戦争する国」に邁進する安倍政権を許してはいけません。

こうした中で自衛官とどう向き合っていくのかは
私たちにとっても重大な問題だと思います。
長年、東京の立川で自衛隊と向き合ってきた
大洞さんや立川テント村の活動について、多くの人に読んでもらい、
これからどうすべきか、考えてほしいと思います。
自衛隊基地は全国にあり、誰にとっても「地元」の問題です。

A5判 24ページ 定価300円
〈表紙の写真〉
陸上自衛隊立川駐屯地のゲート前で宣伝行動中の自衛隊監視テント村の街宣車(2015年5月17日)

【講師プロフィール】
大洞 俊之(おおぼら としゆき)
立川自衛隊監視テント村・現代表。2004年に起きた立川反戦ビラ弾圧事件の元被告。現在はテント村の活動を軸にしながら、東京都の三多摩地域での反戦反基地、労働運動などの分野で活動中。

【立川反戦ビラ弾圧事件】
 2004年2月、自衛隊のイラク派兵反対を自衛官やその家族に呼びかけるためのビラ入れのために、立川の防衛庁官舎に立ち入ったことを理由に、立川自衛隊監視テント村のメンバー3名が逮捕・起訴された事件。一審では無罪を勝ち取ったが、高裁で逆転有罪となり、2008年4月に最高裁で罰金刑が確定した。この裁判は全国の基地反対運動に大きな衝撃を与えた。

『「戦争する国」にさせないために』目次
はじめに

自己紹介

砂川闘争・砂川事件と米軍基地問題

自衛隊について

テント村の誕生

テント村の活動

反戦ビラ弾圧に関連して

最近の情勢に関して
  ・現場の「実力抗議」「表現の自由」について
  ・自衛隊・米軍とどう対決するか
  ・個別的自衛権の問題

質疑応答