長崎人権平和資料館（旧岡まさはる記念長崎平和資料館）の再開に際して
2024/4/4
昨年10月に「休館のお知らせ」をしました「岡まさはる記念長崎平和資料館」ですが、今年4月1日、名称を「長崎人権平和資料館」と変更し、一部展示内容も変更して再出発しました。この間の経緯については当該団体のHPをご覧ください。
長崎人権平和資料館のHP： https://www.nagasakijinkenheiwa.com/
アジェンダ・プロジェクトも長崎人権平和資料館への支援を今後も続けて行きたいと考えています。みなさまもご協力をよろしくお願いいたします。長崎に行かれた際はぜひ、お立ち寄りください。
アジェンダ・プロジェクト編集部
岡まさはる記念長崎平和資料館の休館に関して
2023/10/13
すでに報道等でご承知の方も多いと思いますが、本誌82号（2023年秋号）の巻頭グラビアでご紹介した「岡まさはる記念長崎平和資料館」について、その名前を冠している平和運動家の故・岡正治氏の生前（1994年）の性暴力が被害者の方の証言により明らかになりました。資料館としては、「いかなる性暴力も容認しない」という姿勢を明確にし、対応が遅れたことを含め被害者へ文書での謝罪を行ってきたことをはじめ、この間の経緯についてHPで公表しました。そのうえで今後、館名の変更や展示の見直しを含む対応をとっていくために、資料館は10/10以降、しばらくの間、休館になっています。
岡まさはる記念長崎平和資料館のHP： https://www.okakinen.jp/
『アジェンダ』では、73号（2021年夏号）などジェンダー・女性差別を特集した号で性暴力に反対してきました。岡氏の性暴力は決して許されるものではありません。一方、16号（2007年春号）、49号（2015年夏号）ではこの平和資料館の活動とその意義を紹介してきました。岡氏の没後に建設され（1995年）、今日まで世代を継いで30年近く維持されてきた資料館が日本社会で果たしてきた意義と関係者の努力も、すべてなかったことにすべきではないとも考えます。この事件を公表した資料館が、その反省を踏まえ、今後どのように生まれ変わることができるのか、見守りたいと思います。（編集部）
杉勝利さん追悼 連載記事限定公開
2023年9月、『アジェンダ』の創刊時からの読者であり、2003年の第2号から第7号まで6回にわたり「鉄道員のゆうゆう『世界』ひとり旅」を連載してくださった京都の杉勝利さんが亡くなられました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
杉勝利さんが雑誌『アジェンダ』に書いてくださった連載をしばらくWEB上に掲載します。杉さん、ありがとうございました。
アジェンダ・プロジェクト京都 学習講演会
「核ごみ問題 その場しのぎのツケはどうなる？ 中間貯蔵問題と最終処分問題をぶった切る！」※終了しました。
2023年12月17日（日） 午後2時から4時半ごろまで
（13:30開場 16:30終了予定）
お話 末田一秀さん（「はんげんぱつ新聞」編集長）
会場：ひと・まち交流館 京都 第4会議室 （3F）
（市バス4，17，205号系統「河原町正面」下車すぐ）
※ZOOMオンライン参加も可能です。
資料代：600円（会場・ZOOMとも）
・アジェンダ会員・賛助会員・定期購読者、学生、生活困窮者は無料
＜要申込＞
会場・ZOOMともに、ご参加には事前申込をお願いしています。
前日の12/16(土）までに下記の申込フォームからお願いします。
当日の会場参加も可能ですが、予約優先になりますのでご了承ください。
＜お申込みフォーム＞ https://onl.sc/AwzhKqq
詳しくは Facebookイベントページをご覧ください。