アジェンダ第60号(2018年春号)

¥550

特集  原発に未来はない!

説明

社会問題を考える総合雑誌「アジェンダ」2018年春号です。

福島第1原発事故から7年を迎え、今号の特集は「原発に未来はない!」
エネルギー供給、核のごみへの対応、発電コスト、福島第1原発の現状や避難者の問題など、さまざまな観点から、もはや原発の時代は終わっていることについて、要領よく簡潔に、わかりやすく明らかにしています。

・グラビア  世界で広がる自然エネルギー    飯田哲也
・コラム   福島原発事故の刑事責任を問う裁判に注目を!

【特集:原発に未来はない!】
<特集>
・飯田哲也(環境エネルギー政策研究所所長)
「自然エネルギー一〇〇%未来に向かう世界 ~逆走する日本と地域からのエネルギーデモクラシー~」

・末田一秀(核のごみキャンペーン関西)
「高レベル処分有望地マップを機に脱原発の声を拡げよう」

・伴 英幸(原子力資料情報室 共同代表)
「事故から七年、困難さ増す廃炉への道」

・鹿島啓一(弁護士)
「原発裁判の現状と課題」

・インタビュー  槌田劭さん(使い捨て時代を考える会 相談役)
「終焉に向かいつつある原子力発電 消費者の責任を自覚した「原発の電気を買わない」運動を」

・インタビュー  アイリーン・美緒子・スミスさん(グリーン・アクション/避難計画を案ずる関西連絡会)
「市民の行動が原発再稼動を止めてきた!」

・インタビュー  菅野清一さん(福島県川俣町町議会議員)
「原発事故と賠償のあり方が福島に暮らす人々の間の分断を拡げている」

・インタビュー  萩原ゆきみさん(原発賠償京都訴訟原告団共同代表)
「『避難の権利』を裁判で認めさせることは避難者・被災地だけの問題ではありません」

・レポート    福島原発被ばく労災損害賠償裁判に参加して

<その他記事>
・青柳純一(翻訳家)
【寄稿】「平昌オリンピックが開く平和への道 ― 米・朝核危機の平和的解決を求めて」

・藤岡惇(立命館大学名誉教授)
【寄稿】「陸上イージスは核ミサイルを撃墜できるのか」

・レポート   佛子園を訪ねて

<連載>
・康玲子  時代の曲がり角で  第48回 核廃絶と脱原発
舘明子  食をゆたかに ピンチはチャンス!  野菜ポタージュスープ
石橋正  変わるラテンアメリカ 第42回 ベネズエラ 大統領選への動きとインフレに苦しむ経済
歌壇   西村恭子 選

2018年3月15日発行 1冊500円(税別)

追加情報

書籍の種類

雑誌アジェンダ

特集トピック

原発