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ボリビア 新大統領の就任演説

 11月8日、新しい正副大統領の就任式が国会で行われました。選挙に勝利した社会主義運動(MAS)に所属するルイス・アルセ氏とデビッド・チョケワンカ氏が宣誓した後、それぞれ就任演説を行いました。

 ルイス・アルセ新大統領は、30分近い演説の中で、昨年10月に行われた大統領選挙の結果をめぐって起こった「政変」に乗じる形で11月に成立したアネェス暫定政権が、その後の1年間、国内の平和的安定を実現できず、また総選挙の即時実施を行わなかったことを厳しく批判するとともに、民主主義と経済の再建が新政権にとって喫緊の課題であることを強調しました。以下、新大統領が演説で何を訴えたのか、抜粋しながらまとめてみます。