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チリ 憲法議会選挙をめぐって

 現在、来年4月11日に実施が予定されている憲法草案を起草する憲法議会を構成する代議員の選出プロセスをめぐり、与野党が駆け引きをしながら国会内で議論が行われています。同時に、憲法議会に参加しようとする社会運動組織(個人も含む)からも立候補の条件に関する要求が出されています。この記事では、これまでに何が決まっていて、新たにどのようなことが議論されているのか、わかる範囲で見ていきたいと思います。

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ボリビア 新大統領の就任演説

 11月8日、新しい正副大統領の就任式が国会で行われました。選挙に勝利した社会主義運動(MAS)に所属するルイス・アルセ氏とデビッド・チョケワンカ氏が宣誓した後、それぞれ就任演説を行いました。

 ルイス・アルセ新大統領は、30分近い演説の中で、昨年10月に行われた大統領選挙の結果をめぐって起こった「政変」に乗じる形で11月に成立したアネェス暫定政権が、その後の1年間、国内の平和的安定を実現できず、また総選挙の即時実施を行わなかったことを厳しく批判するとともに、民主主義と経済の再建が新政権にとって喫緊の課題であることを強調しました。以下、新大統領が演説で何を訴えたのか、抜粋しながらまとめてみます。

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チリ、憲法改正の是非を問う国民投票

 10月25日(日)、チリで憲法改正の是非を問う国民投票が実施されました。これは、一年前に始まった「社会的爆発」と言われた社会運動の一つの帰結として設定されたものです。

 ピノチェト軍事独裁時代に制定され、民政移管後に改正された現在の憲法は、軍事独裁期の負の遺産であり、新自由主義政策が作り出した現在の社会的不平等の源であるとして抜本的に改正すべきだという要求が強まったからでした。

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ボリビアの総選挙について、左派勢力の勝利へ

 10月18日(日)、ボリビアで総選挙(正副大統領、上下院議会)が実施されました。この選挙は、ちょうど一年前の昨年10月に行われた大統領選挙の結果をめぐって起こった「政変」によって成立した「暫定体制」の下で行われた選挙です(当初は5月3日に行われる予定でしたが、新型コロナの影響もあり延期されていました)。ちなみに最高選挙裁判所(TSE、中央選管)による最終的な結果報告はまだですが、開票率96%までの暫定的な結果が公表されています。

 すでに日本でも報道されていますが、エボ・モラレス前大統領の後継である社会主義運動(Movimiento Al Socialisomo  略称MAS)のルイス・アルセ大統領候補とダビッド・チョケワンカ副大統領候補の勝利が伝えられています。

 なお、昨年の大統領選とその後の情勢については、以前の配信記事「ボリビアの行方とパンデミック」(2020年5月11日)をお読みください。今回の記事は現時点でわかっている範囲内のことをまとめています。