アジェンダ第69号(2020年夏号)

¥660

特集:STOP!気候危機

説明

社会問題を考える総合雑誌「アジェンダ」2020年夏号です。

近年、熱波、大型ハリケーン・台風の発生、海面水位の上昇、森林火災など、「気候危機」、「気候非常事態」と言われる極端な気象と、それによる気象災害が世界各地で頻発しています。日本でも昨年、一昨年の大規模な風水害は記憶に新しく、今年の夏も被害が懸念されます。
今号の特集では、こうした気候変動問題に取り組んでこられたNGOの方々に、気候危機の現状と、その原因である温室効果ガスを削減するための取り組みである昨年のCOP25の報告や、日本政府に向けた提言について、寄稿いただいています。同時に、海洋汚染とともに気候危機をも助長しているプラスチック問題についても取り上げています。
また、この間で世界中に急速に蔓延した新型コロナウイルス感染症について、これまでにわかってきたことをまとめ、安倍政権の対応についても、本誌編集部で検証を試みました。その他、<連載>記事も充実しています。

・グラビア  世界各地で迫り来る気候危機   国際環境NGO グリーンピース
・コラム   マイナンバーカード

【特集:STOP! 気候危機】
<特集>
・高橋 英恵(国際環境NGO Foe Japan)
「世界で顕在化する気候危機、求められる気候正義」

・伊与田昌慶(気候ネットワーク主任研究員)
「COP25から考える日本の気候変動対策の課題」

・足立 治郎(「環境・持続社会」研究センター(JACSES)事務局長)
「地球規模での気候危機解決のための日本政府への提言
~世界の全温室効果ガス大幅削減と貧困層・脆弱層を取り残さない適応策強化のために~」

・渡邊 睦美(グリーンピース・ジャパン プラスチック問題担当)
「プラスチック問題と気候危機、2Rが解決の鍵」

・特集解題

・「新型コロナウイルスのパンデミックに向き合う」(本誌編集部)

<その他記事>
・青柳 純一(翻訳家・金起林記念会共同代表)
「韓国市民社会に学び、現代日本を思う―5.コロナ19事態下で韓国総選挙後を読む」

・映画評  「レ・ミゼラブル」

<連載>
・康玲子  時代の曲がり角で  第57回  新型コロナウィルスのニュースに思う(2)
・大橋さゆり(弁護士)  弁護士Oの何かと忙しい日々  第44回  コロナと弁護士
・舘 明子(アジェンダ会員)   Meikoのドレスデン滞在記(6)
・西尾 幸治(本誌編集員)  ラテンアメリカの現在 第4回  キューバ、感染症と国際連帯
・シリーズ  農ある暮らしの作り方  第2回 カゲールさん(アジェンダ会員) 「私が田舎に引っ越した理由」
・コミックアジェンダ  第32回 「リウーを待ちながら」  作・朱戸アオ

2020年6月15日発行 1冊600円(税別)

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